2020.12.08 私が医者を志したきっかけ
小学5年生~6年生(1950年代)のころ、国語の教科書に「シュバイツァー物語」がありました。シュバイツァーは、1875年に牧師の子としてドイツで生まれました。30歳まで、学問(哲学)と芸術(パイプオルガン)に専念し、30歳の時に医学部に入学。医学部卒業後に医療施設で困っていたアフリカのガボン(当時仏領赤道アフリカの一部)のランバレルに行き、医療活動を始めました。その後、90歳(1965年)で亡くなるまでランバレネにおける医療活動を継続しました。その献身的な医療奉仕活動が評価され、1952年度のノーベル平和賞を受賞しました。
当時の国語の教科書の内容は詳しく覚えていませんが、シュバイツァーの生い立ちと、アフリカのガボンでの献身的な医療活動が主であった思います。この物語を読み、私も将来医療の必要な地域で活動してみたいと思いました。これが私が医師を志したきっかけでした。