夜尿症の診断・治療の流れ

当院での夜尿症の診断・治療のスケジュールは以下の流れで行います。(改定1:2014.07.12)

1.初診

1-1)アンケート用紙記入

1-2)問診、診察

1-3)夜尿症の病態の説明(パソコンスライド)

1-4)1次性夜尿症と2次性(続発性)夜尿症の鑑別の必要性の説明。

2.再診(1回目)

2-1)検査結果を説明。

2-2)夜尿症の分類のための自宅での一週間の検査方法(資料2)の説明 。

→その検査結果用紙をFAXまたは郵送で医院まで送っていただきます。

3.再診(2回目)

3-1)上記の(資料2)の検討により、夜尿症の分類、重症度を説明します。

3-2)夜尿症の分類(多尿型、膀胱型、混合型)にそって生活指導による治療開始 。

3-3)「おねしょ治そう日記」用紙をおわたししますので、その用紙に記入の仕方を指導します。

4.再診(3回目以降)

4-1)原則2週間毎に診察(夜尿の改善にしたがい2~4週毎に診察)

4-2)1~2か月生活指導により夜尿の改善の有無を観察、評価。

4-3)上記の生活指導で改善がない時は、薬物療法を開始します。

多尿型:抗利尿ホルモンの経口薬投与
膀胱型:(薬物療法:相談の上開始)、アラーム療法

1.夜尿症外来は、月曜日・水曜日の午後です。ご予約の上、ご来院ください。
2.診察(初診・再診)の際は毎回患者本人も来院していただきます。